どうしても、どうしても、自分の思いをなかなか消化できなくて。
しなくてもいいのかもしれないけど、言葉にすることによって少しでも落ち着くのであればと思い、文字にしています。
わたしの大好きなバンド、LEGO BIG MORLのドラムが脱退します。いや、しました。
もともとRayという曲(ドラマ赤い糸の挿入歌)(同世代の人見てたでしょ!?赤い糸!!)
がすごく好きで。
でも当時はバンドにもそんなに興味もなく大学生になり。パソコンでレポートしながら息抜きにYouTubeを見ていた時にたまたま再生したのがLEGOでした。
初めて聴いた時
え、めっちゃいい!!!!!出会ってしまった…!!!!
と思いLEGO BIG MORLで検索すると…
Rayの人!?となるわたし。
そしてflumpoolと仲良いの!?となるわたし。
興味しかなくなり、急いでライブを検索する。
…ギターの人事故ってるの!?!?なんて時にわたしはこのバンドと出会ったのだろう。と自分の運のなさを少し恨みました。
ライブには行きたかったから。復活ライブの次である「Something New〜雪辱編〜」で初めてLEGOを見ることになるのです。
(ツアートレイラーですよければ。)
そこからあれよあれよとLEGO沼に落ち、早5年。
たった5年、されど5年。
でもわたしにとってはとてつもなく特別な5年。
LEGOを通して大好きな友達もできました。
生まれた場所、育ってきた環境、職業、年齢も違うのに大好きなバンド1つでこんなに仲良くなれるなんてね、って笑いあえる仲で。
基本的に自己肯定感低いマン拗らせ女のわたしのことを大好きだと、肯定してくれる人です。あったかくてこの先もこの人とはずっと繋がっていたいと思える人。
LEGOがなければ出会えなかった人。
音楽、ライブハウスの楽しさも知りました。1人でどこへでも行けるようになりました。フットワークが軽くなりました(いいのか、悪いのか)
好きなものに関して、行けるものは行こう!っていう人間になりました。フットワークの軽さに関しては、ふぉ〜ゆ〜を好きになっても変わらず健在(笑)
10周年をお祝いしに行った新木場コースト。
午前中仕事してすぐに新幹線に飛び乗って東京まで。新木場駅ついてからコーストまで3月の寒い日に走った。新木場のステージが似合うLEGOが見れた。10周年お祝いできた。大好きな特別な日。
小さいハコで見るLEGOも、大きいハコで見るLEGOも、フェスで見るLEGOも。
どのライブも思い出せて、語れるくらい中身がいっぱいいっぱい詰まってるんですよ。
ここで書いたらキリないくらいにね。
初めてLEGOを見た日から、ここまでLEGOを見てきて(大した年数じゃないのは知ってるし、もっと早く出会いたかったと思う。でも今LEGOを知れてるから。)間違ってなかったって言えるんですよ。
信じてるからね、LEGOを。
最近だと『KEITH』っていうアルバム
が出て、ツアーして。ファイナルに行きました。
4人の熱量すごかったよ。
目の前でベースから始まるWait?もKEITHにある曲も、イントロドンできるレベルで好きなknock to meも、間違いなくテンションが上がるワープも、聴けば聴くほど好きになるmeltも。
どの曲も4人が純粋に音楽を愛して、LEGOを愛してるんだって間違いなく思えたんですよ。この日のわたしには。
カンラバにも行くつもりでいたんです。いや、行くんですけどね。楽しみにしてたんですよ。野外でどんな音をどんなセトリで持ってくるんだろう、と。
そんな中、仕事が終わって目に入った、
『LEGO BIG MORLからの大切なお知らせ』
嫌な予感しかしなかったけど、けど見なきゃいけない気がして見たら
「ドラム アサカワヒロの脱退」
え?急すぎない?この前まで4人で音鳴らしてたじゃん。なんで?この先もずっとずっとLEGOは4人じゃなかったの?4人じゃないLEGO?…なんで?
実感がわかなくて、理解ができなくて、整理がつかなくて、涙も出てこない。そんな今。
LEGOは、LEGOだけは絶対大丈夫。脱退も解散もないだろう、って思ってんです。
だって、ヒロキさん(Gt)がバイク事故して活動が止まりかけた時だって、メンバーは曲作りしながら待ってて、また戻ってきたんですよ。
他のバンドが脱退、解散していく中でも、どこかLEGOとは切り離して考えてたんです。
メンバーもいってたように
10年以上メンバーチェンジや脱退もなくやってきたことが、良いとかではなく。その美学やストーリーが僕らにとっては重要なこと。
ライブでもよく、こんなこと言ってたから。だから、大丈夫って思ってた。
でも、やっぱり絶対なんてなかった。永遠なんてなかった。
ただそれだけなんですよね。
バンドは生き物だから。バンドマンも人だから。
飽きたり嫌になったり、新しくやってみたいことがでたり、音楽を生業とはしなくなったり、どうしようもなくなったりするんですよね、きっと。
それをこちら側のエゴで縛るのも違うと思って。
けどあまりにも突然すぎて。
LEGOの音楽を再生すれば当たり前のように流れるんですよ、大ちゃんのドラムで。それがこれから変わる…?
そんなのLEGOなんだろうか。
でもね、メンバーは誰も悔いることも諦めることもなく悲しみの上で次に、未来に向かっていたんです。
誰よりもショックを受けたのはメンバーだよね。10年以上、一緒にいるんだもん。ね。
大切なメンバーの1人の人間としての意思を大事にしてあげる彼らの優しさと、3人でもLEGOです、音楽を止めることはしませんって言ってくれる彼らの強さ。
どんだけ強いんだろうか、強くいてくれるんだろうか。
今朝、車を運転していたらlove lightの
側にいるだけでいいよ。そんな願いすらも叶わないかな?
っていう歌詞が流れてきて。
そしたら美しい遺書の
僕らの証を ここに突き刺して
あなたの好きな歌を置いていくから たまに口ずさんで
って流れてきて。
あぁそうだった、LEGOっていうバンドは、人との出会いと別れとか、生と死とか、命を歌うバンドだった…。と思ってさ。
やりきれなくなりました。こんな時に、LEGOの歌がぴったりなんだもん。
あんなに楽しみだったカンラバ。
3人のLEGOを見るのが少し、いや、とっても怖い。だって大ちゃんのいないLEGOなんて見たことないんだもん。
あの曲のドラム回しも、シンタロウさんとするリズム隊のセッションも。どうなるんだろうか。
3人のLEGOを見る時、わたしはいったいどんな気持ちなのかな。
泣くのか、笑うのか、安心するのか、全くわからないけど。
でも、3人でもLEGOがLEGO BIG MORLとしていてくれるなら、わたしはずっとLEGOの音楽を愛していたいと、そう思うよ。
ヒロキさんの
大ちゃんの未来とみんなの未来が良いものになりますように。いつもありがとう。
ライブハウスで待ってます。
シンタロウさんの
4人で生まれた曲も、これから3人で生まれる曲も変わらずLEGOBIGMORLやで。
カタナさんの
LEGOは生き続けます。3人で肩組んでガンガン前へ前へ歩きます。
3人の言葉を信じてるよ。
ライブでよく、
生きてたら何が起こるか分からない人生だけど、生きて次もまた会いましょう。
と言ってくれた言葉を信じて。
生きてまたLEGO BIG MORLに会いたいと思います。
そしてお互い生きてるうちに、会えるうちに、会いたい人には会わなきゃだめだよね。
大ちゃん今までLEGOでドラムを叩いてくれてありがとう。大ちゃんのドラムが大好きでした。後ろから温かくフロントで暴れる3人を見守っている優しい大ちゃんが大好きでした。
1つだけ言うとしたら4人でZeppに、武道館に立つ姿を見たかったよ。
その夢は3人に託そうと思います。
3人に、大ちゃんに、素敵な未来が待っていますように。
わたしが3人のLEGOも大好きと言える日が来ますように。
4人のLEGO BIG MORLが大好きです。
ハローグッバイ ハロー未来
今までありがとう。これからもよろしくね。