さぁ1秒先の未来へ

 

flumpool 10th Tour 「Real」

 

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このコロナ禍で行くかどうかは迷ったところはあったんだけど、やっぱりずっと好きな人たちが地元に来てくれるなら行く!!!という決断をして強い気持ちをもって行ってきました〜〜

 

 

こんな中、ツアーをすること自体が大きな決断。本人たちにとって、このアルバムをちゃんと自分たちで届けたい、このアルバムはみんなに届けてこそ成立するんだっていう強い思いが込められていたものだったんだよね。5月に出たこのアルバムは『Real』っていうタイトルなんだけど、12年前に出たファーストアルバムが『Unreal』っていうタイトルで。『非現実』だったのもが『現実』になったんだな〜だ思うとなんだか感慨深くなりました。

もともと夏前から始まる予定だったけど延期になったのもあって9月終わりからスタートしたこのツアー。

 

 

わたしにとっては久しぶりのライブで久しぶりのflumpool。生音を浴びるのは10ヶ月ぶり。flumpoolのライブ自体は1年ちょっとぶりぐらい。あ〜わたし、こんなにライブに行ってなかったんだなぁ。

 

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別に今年は周年でもないし、この日はflumpoolにとって記念日でもない。ましてやわたしにとってもなんでもない普通の休日。そんな特別ではない普通の日にあったライブだったんだけど、わたしにとって特別な日になったのでここに残しておきます。

 

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会場のアナウンスが一生さんの時点でもう笑った(笑)最近はオープニングで映像がバーって流れてどーーーん!!!って(伝われ)4人が出てくるチョーーーカッコいい登場の仕方が多くて今回もそれだったら声出せないのにわたしのキャーはどうすればいいの?!って思ってんだけど。影アナが終わったら普通に始まった。セッションが始まって『NEW DAY DREAMER』へ。

『Real』を聴いた時からこれは絶対1曲目だ!!!っていう確信があった(?)間違いなく1曲目にふさわしい曲。『NEW DAY DREAMER』の歌詞にある

さぁ1秒先の未来へ

っていう歌詞が染みた…。こんな世の中でも明るい未来を夢見させてくれるflumpoolに初っ端から会えた嬉しさと感動で涙目。

 

 

『星に願いを』

ライブの定番曲〜〜!

逢いたくて 逢いたくて今 逢いたくて

だよ…。もう何回も聴いたけどこの状況下だからこそなんか思うものがあるよね。やっぱり好きだよ〜〜

 

 

『Calling』

これある意味問題曲(笑)この面白さ分かってもらえるように文章書けないのが悔しい〜〜!普段のライブで『声聞かせてよ』『Calling Calling』って掛け合いするんだけど、声出せないからって電話のポーズ(🤙)させるflumpoolよ(笑)絶妙にダサくて35歳のおじさんたちが考えたんだなぁと逆に微笑ましくなったよ、わたしは(笑)あと自分たちでさせてるのにステージからこちらを見て笑うのはやめてください(笑)

 

 

『Hello』

イントロから普段なら興奮して隣の友達にねぇ!!!!!って言ってるけど、友達は2つ席開けたところにいるし、声は出せないし、で、静かにうわぁ!!!!って興奮していたわたし。

ここまでの流れがぜーんぶ明るくて未来を見せてくれる曲ばっかりで。わたしはてっきりアルバムを引っ提げてのツアーだから昔の曲はしないだろうなぁと思っていたので、この状況下から選んだ曲たちなのかなぁと思い嬉しくなりました。

 

 

『ちいさな日々』

『勲章』

ディスカス

『ほうれん草のソテー』

『素晴らしき嘘』

『虹の傘』

ここはアルバムからの曲たち。いややっぱりこのアルバムいいよ、本当に。ライブではもちろん初見なので、この曲をちゃんと受け取りたくて必死に見ました、聴きました。

ここまで見てやっと落ち着いて照明とかまで見れたんだけど、最近のライブでは割と映像演出に力を入れてるなぁって感じがあったんだよね。後ろに映像とか歌詞が流れたりとか。でも今回は本当にシンプルな照明だけで、あぁそうかこんな状況だから必要最低限なんだなぁと思いました。このライブ、ツアーに至ってはこれが正解だと思うし、なんか何年か前のライブ見てるみたいでちょっと嬉しくなったのは内緒(笑)

『ちいさな日々』『勲章』は聴いてて心がほわって温かくなったし、『ほうれん草のソテー』で照明が緑で「あ、ほうれん草(笑)」って思ったり(友達はこれ聴いてファミレスでほうれん草のソテー食べたくなったらしい笑)、『虹の傘』は最初雨の音が入ってて照明も雨の感じで美しかった〜

 

 

『とある始まりの情景』

『初めて愛をくれた人』

『Over the rain』

Stay Homeバージョンで、ということで前3人はソファと椅子に座って演奏。ここで隆太さんが「Stay Home中何してた?」とか普通に会話始めようとするからメンバーが「急に何!?」って焦ってたの可愛いかったな(笑)

『とある始まりの情景』の中に

好きなものを好きと言える

っていう歌詞があるんだけど、隆太さんも言ってように、こういう状況だからこそ好きなものってすごく力になるし、好きなものを好きだ!って言えるってすごく大切だなぁってこの曲聴きながら思ったんだよね。

『初めて愛をくれた人』これわたしいつくるかは未定だけど結婚式で流すことにした。(?)隆太さんが両親のことを思って書いた歌詞なんだけど、ライブで聴くとめちゃくちゃよかった〜〜〜!!!!

『Over the rain』………(泣)この3曲の中でこの曲だけタイトル言わなかったんだよ〜〜( ;  ; )いやいやこのタイミングでこの曲する…?最近全然してなかったのにされたら、単純なわたしは三浦春馬さんを思い出してしまうわけよ。あ〜〜…すごく苦しくて、でも綺麗で。

声を枯らして叫び続けても
もがき続けて ただ報われない

手に取れそうな 届かないような
その光が答えだ

ここの歌詞でなんか自分のなかで悲しい寂しい希望いろんな感情がぶわぁぁって溢れかえってどうしようもなかった。

真っ白な光の中でアウトロを演奏する4人が美しすぎて、わたしはこの人たちの永遠を勝手に祈ってしまったよ。あんなに美しくアウトロを演奏するflumpoolは初めて見たかもしれない。とにかく綺麗で、この目に焼きつけておきたいと思って、こぼれそうな涙を堪えながら4人を見ていたよ。わたしの目で見た映像を見せたいぐらい。とても、とても綺麗でした。

 

 

『アップデイト』

『不透明人間』

『PEPEパラダイス』

これもアルバムの曲たち。アルバムツアーだというのにアルバム以外の曲が心に残りすぎて(笑)

アップデイトも不透明人間もとってもライブ映えする曲だった!PEPEパラダイスはアルバム聴いた時から、これはきっとライブの最後の方って決めてた(?)んだけど、携帯の画面使うとはね!!わたしは必死に振ってたから分かんないけど、あとで上がってた動画見たら綺麗だった!これはコロナ禍だからきっとなし得たことだよね。(とても🤙ポーズさせたおじさんたちが考案したとは考えられない。笑)

 

 

君に届け

いやいや、もうさ!!!!何回も聴いたけど!!!一時もう君に届けはいいよ〜、とか言ってたけど!!!やっぱりこの曲って無条件に良い曲なんだよ〜〜〜!!!!"flumpool?あぁ君に届けね、ハイハイ、"って思われること、言われることって多くてすっごく悔しいなぁって思うこともあったんだけど、みんなが知ってる曲があるflumpoolって凄いじゃんね!!

この日の君に届けは今まで聴いた中でもきっと特別。泣くかな〜〜なんて思ってたけど、あんなに楽しく演奏されて歌われたら涙なんて出てこなくて、めちゃくちゃ笑顔になったよ!!

 

 

『Touch』

ソーシャルディスタンスって言われはじめて、人と触れ合うことなんて本当に気を使うし、会うことでさえも躊躇われるこのご時世に、この曲か〜〜と思ってなんかflumpoolらしくて嬉しくてなった。

最近アレンジしてるから

You touch me

っていう歌詞から始まるんだけど、物理的距離はあっても心の距離を埋められたような気がしたよ。ありがとう!!!わたしはこの曲でシンセを弾く元気さんが好きです。あとね、曲終わり照明が虹色で、なんかうまく言えないんだけど希望を感じた。本編最後の曲だけど、未来への希望を見せてくれるようですっごく晴れやかな気持ちになった!!!!

 

 


アンコール

『HELP』

曲自体に思い入れがありすぎて。活休中の思いをストレートにぶつけている歌詞で、共感しかないんだよね。この曲ができた時のインタビューで、

自分の弱さを伝えるのは大事なことだし、「助けて」と言える世の中であってほしい、という願いを歌にしたいな、と強く思っていました。

って隆太さんが言ってるんだけど、自分の心が弱っているときに聴いたらそっと側に寄り添ってくれる、そんな曲なんだよね。

元気さんは元気さんで、

〝山村が今歌ってめちゃめちゃ強い曲″なので、背景を知っている方が聴いてめちゃめちゃ強い曲だと思うんです。

って答えてるんだけど確かにそうだなぁと。わたしはflumpoolが好きだし、ずっと近くにあるものだから、元気さんの言葉を借りるならこれは強い曲なんだよね。だからflumpoolをあんまり知らない人に逆に聴いて感想をいただきたいところではある(笑)

というのを今回のライブで聴いて、思い出して、わたしのこのやるせない、誰にもぶつけられない悲しみとか寂しさとかを拭ってくれたよ〜〜。結局わたしはflumpoolに助けられてるなぁ〜〜

 

 

『ハイドレンジア』

だよね!!!!ハイドレンジアだよね!!!チョーーー最高!!!ハイドレンジアがアンコールにくるの何年ぶりだよ〜〜(泣)無意識で両手あげてたよ〜〜!!!音源にはなったけどわたしはやっぱりライブバージョンでフロント3人がボーカルを回す形が好き!!(なんならアレンジ前のギターソロじゃなくてベースソロバージョンが好きですけど)最後の最後がハイドレンジアでよかった!!!幸せすぎたよ〜〜〜

 

 

隆太さんの声の調子も心配だったし、メンバーの空気感とか、元気さんのコンディションとか(笑)勝手にわたしとしては心配してることもあったんだけどね。そんなのね、全部払拭できたよ。隆太さんの声は復帰後にわたしが聴いた中で1番調子良かったんじゃないかな。活休明けから考えると本当に元に戻りつつあるなぁといった印象。無理しないでほしいけど!ね!メンバーの空気感も良かったし、元気さんのコンディションも良かった!!!わたしの中で元気さんがバンドに前向きであれば、このバンドは大丈夫だろうと思っているからね。

 

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なんでもない日、でもやっと行けたライブ。何ヶ月も好きなことができなくて、モヤモヤして辛い日々だったけど、大好きで、特別なあなたたちに救われました。

 

隆太さんが

「ちょっとでも元気になれた?ちょっとでも力になれた?」

って聞いてくれたんだけどね。すっごく、すっごく元気になったし力になったんだよ。優しいよね、そうやって聞いてくれるの。

わたしはいつもいつもflumpoolの優しさに助けられてるんだよ〜〜。久しぶりに生きた心地がしてるし、この日から何日経った今でもなんだか心が元気なんだよ。本当に!生きた心地のしない、楽しくない、我慢の連続だった2020年で、今年なんて無いにも等しいものだって思ってたけど、この日のおかげでやっと2020年が輝き始めました。

 

 

この日みたいな日が来るのは、そして行けるのは、普通じゃなくて特別だよね。わたしの色がなくなったような日々を、綺麗で素敵な日に彩ってくれてありがとう。

好きになって12年、ライブに行き始めて8年。誰になんと言われようと、わたしの青春の全てで、flumpoolはやっぱり特別で大切。本当に幸せだったよ。flumpoolは一生、そばにいてほしい。わたしは4人が元気で音楽奏でてくれてればそれだけで十分だから。これからもなるべく長く4人でいてね。

 

 

 

いつもありがとう。今までもこれからも大好きです。

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